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【経済】

経団連の次期会長 日立・中西氏で調整

中西宏明氏

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 経団連が榊原定征(さだゆき)会長(74)の後任に、筆頭副会長で日立製作所会長の中西宏明氏(71)を充てる方向で最終調整に入ったことが十六日、分かった。「財界総理」と呼ばれる経団連会長に日立製作所の出身者が就くのは初めて。榊原氏が二期四年の任期を終える来年五月末予定の定時総会を経て正式に就任する。

 中西氏は日本経済の成長に欠かせない人工知能(AI)やITといった先進分野に明るく、榊原氏とともに政府の未来投資会議の民間メンバーを務め、安倍政権との距離が近いことも人選の理由になった。

 経団連会長が現役の副会長から選ばれるのは、御手洗冨士夫氏以来、三代ぶり。任期は二期四年が通例で、中西氏も二〇二二年まで務めるとみられる。

 中西氏は関連会社から〇九年に日立副社長に復帰すると、当時会長兼社長だった川村隆氏の片腕として巨額赤字に陥った日立の立て直しに奔走し、「V字回復」を果たした。一〇年に社長就任後も安定した業績を残し、経営手腕も評価されている。

<中西 宏明氏(なかにし・ひろあき)> 米スタンフォード大院修了。70年日立製作所。副社長を経て10年社長。14年4月から会長。横浜市出身。

 

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