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【経済】

レタス300円 例年の2倍 長雨、台風で急騰 茨城で大量窃盗

店頭に並ぶレタスの価格が急騰している。長雨や台風の影響で、しばらく品薄が続くという=16日、東京都練馬区で(川上智世撮影)

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 レタスの価格が、この二週間で急騰している。十月の長雨や台風の影響で生産量が減り、例年の一・五倍から二倍近い高値を付けている。産地の茨城県では、転売目的とみられる大量窃盗事件まで発生する事態となっている。 (矢野修平)

 安売りが特徴の東京都練馬区のスーパー「アキダイ」では、レタス一玉を例年の二倍近い二百三十八円で販売。都内の大手スーパーでは三百円前後となっている。同店を訪れた近くの主婦、黒田敦子さん(44)は「これだけ高いと、キャベツやハクサイに目が移る」ともらす。

 レタス出荷量が全国二位の茨城県では十五日朝、八千代町で収穫間近の約千五百個が畑から盗まれる事件が起きた。被害額は約十万円に上る。下妻署によると、前日午後まで異常はなく、一夜にして大量のレタスが消えたという。同署は「一度に自分で食べられる量じゃない。転売目的だろう」と話している。

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 農林水産省の調査では、十一月第二週(六〜八日、全国平均)のレタスの小売価格は一キロ七百六十三円で、例年比の約一・五倍。例年の五割程度の安値だった二週間前から急騰した。ハクサイやキャベツの価格も上昇傾向にある。

 茨城県茨城町のJA全農いばらき園芸部によると、レタスは十月初旬までは豊作だったが、その後の長雨と台風で葉に傷がつくなどの被害があった。現在の出荷量は例年より約二割落ち込んでおり、しばらく品薄状況が続きそうだという。

 同県はハクサイも主産地で、悪天候のため一時的に出荷量が減少している。

 

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