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【経済】

便利で安心 IoT住居 横浜マンション、全戸にAIスピーカー

横浜MIDベース タワーレジデンスには、音声による指示で家電製品の操作などができるAIスピーカー(手前中)が備えつけられている=横浜市西区で

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 人工知能(AI)とインターネットを活用することで、人の声によって家電を動かし、節電や家族の見守りなどに役立てる分譲マンションが二十二日、横浜市西区で公開された。売り主の市住宅供給公社は今後、新築や古い住宅の改修でもこうしたIoT(モノとインターネットの連動)化を進める。 (妹尾聡太)

 来年一月に入居が始まる「横浜MIDベース タワーレジデンス」の全百九十九戸に米アマゾンのAIスピーカー「エコー・プラス」を配備。「エコー」付きのマンションは住宅業界で初めてという。

 エコーに「照明をつけて」「テレビのボリュームを上げて」などと話しかけると、指示通りに作動。「ボリュームを上げました。次は何をしますか?」などと音声で返答する。古い家電でもリモコンが使えるタイプなら声で操作できる。

 ソフトバンクグループが手掛ける家庭用の電力解析システムも取り入れた。AIで冷蔵庫などの電力量を推定。スマートフォンのアプリやエコーの音声で電気の使用状況を教えてくれる。

 システムは室内の複数のセンサーともつながり、例えば「入浴後、浴室のドアが長時間動かない」といった異常情報を外出先で受け取るなど、家族の見守りに使うこともできる。

 マンションはJR横浜駅徒歩十三分の場所にあり、価格は約五千万〜一億円(専有面積五十六〜八十七平方メートル)。ほぼ完売した。今回のマンションのIoT設備について、横浜市住宅供給公社の担当者は「老朽団地の再生や介護の現場にも使えるのではないか。顧客の意見を聞きサービスを拡充したい」と話している。

 

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