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【経済】

ビットコイン100万円超 国内で一時 投資マネーが流入

 インターネット上で取引される仮想通貨の「ビットコイン」の価格が二十六日、国内の主要取引所で初めて、節目となる百万円を一時、超えた。今年一月は十万円前後だったが、仮想通貨の利用が広がるとの期待と投資マネーの流入で価格は上昇が続き、一年足らずで約十倍に値上がりした。

 国内の大手取引所「コインチェック」によると、二十六日午後、一ビットコイン=百万一千九百四円を付けた。現在の時価総額は約十六兆円で、約千種類あるとされる仮想通貨全体の約五割を占める。

 ビットコインは、政府や中央銀行の信用という裏付けはないが、送金手数料の安さなどから欧米や中国で利用が拡大。日本でも今年四月に大手家電量販店のビックカメラが導入するなど、世界的に利用が増えるにつれて価格も上昇してきた。

 今年に入って相次いだ分裂騒動の度にも買い注文が集まった。もしビットコイン自体の価格が変わらずに、分裂の際に付与される新たな仮想通貨に値が付けば、事実上、資産が増えることになるためだ。直近では、米国の先物取引大手が近くビットコインの価格に連動する金融商品を上場するとの報道を受け、市場の拡大を期待した買いが入っていた。

 ただ、価格の急上昇を不安視する声もある。国内の大手仮想通貨交換業の経営者は「さすがに公正な価値を反映しているとは思えない」と警戒感を示し、値下がりのリスクを理解した上で取引するよう求めている。

 

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