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【経済】

東京ディズニーランド&シー 訪日客獲得へ大幅拡張

東京ディズニーシーと東京ディズニーランド(奥)=千葉県浦安市で

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 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドが、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)を大幅に拡張する方針を固めたことが二十九日、分かった。投資額は三千億円規模に上る。事実上の第三のテーマパークと位置付けて新たなキャラクターや大型アトラクション施設を導入。訪日外国人らを取り込み、再成長を狙う。

 二〇二五年までの着工を目指す。来年五月までに詳細を詰めるが、訪日観光客を意識して「日本」的なテーマを取り入れることも検討している。上海や香港でもディズニーランドが開業して観光客の誘致競争が激しくなっていることから、独自性を出す方向だ。

 関係者によると、米ウォルト・ディズニーと権利関係の調整で協議に入った。既存の駐車場を立体化して空いた敷地を活用するほか、隣接地の買収で用地を確保する計画だ。敷地面積は三割増になる見込み。投資額は二〇年度までの中期経営計画には含まれず、新たな投資になる。投資額は既存のTDLとTDSの事業費に匹敵。約三千四百億円に上ったTDS以来の大型投資となる。

 オリエンタルランドの連結売上高は開業三十周年を迎えた一四年三月期後に落ち込み、回復傾向にはあるが、入園者数は約三千万人で推移している。今後も人口減少や子育て世帯の減少で大きな伸びは期待できない。再び成長軌道に乗せるためには急増している訪日外国人や、シニア層など幅広い客層の取り込みが重要と判断。混雑緩和で顧客満足度を上げることも狙い、大型投資を決めた。

 さらに既存のTDL、TDSの敷地内でも大型アトラクションの新規投資を続け、成長を確実にしたい考えだ。

 

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