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【経済】

<変わる東京2020>五輪の街「藍」で送迎 ジャパンタクシー増加中

高齢者や車いす利用者も乗りやすい「ジャパンタクシー」=1日午後、東京都台東区で(池田まみ撮影)

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 後部座席が広く、訪日観光客や車いす利用者も乗り降りしやすい「おもてなし」を意識した設計のトヨタ自動車の新型タクシー「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」が、東京の街に増え始めた。二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向け、和の雰囲気を醸し出す濃い藍(あい)色を採用。東京は「藍色タクシーの行き交う街」に変わりつつある。

 国内タクシー車両の八割を占めるトヨタが十月に発売した。

 モーターと液化石油ガス(LPG)を組み合わせたハイブリッドシステムで走る。窓が大きくとってあり、観光客が景色を楽しむのに適している。ワゴン型で、現行のセダン型タクシー専用車「クラウンコンフォート」より車高が高く、乗り降りの際にかがむ負担が小さいよう設計。大柄な外国人、両手に荷物を抱えた人にも便利という。電動スライドドアで、お年寄りや車いす利用者も乗りやすい。

 トヨタは新規受注は新型に絞っている。東京都内のタクシー各社も導入に力を入れており、都内では五輪までに三台に一台を新型にする。日本交通は都内を走る約四千二百台のうちすでに約百三十台(十二月一日現在)を新型に切り替えた。

 各社で車体の色をそろえることで街の風景に統一感を出し、米ニューヨークの「イエロー」、ロンドンの「ブラック」のように「藍色」を東京のタクシーとしてアピールする。

 (中沢佳子)

 

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