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【経済】

スバル、燃費改ざんか 検査員発言 社内向けデータ

 SUBARU(スバル)は二十日、一部の完成検査員が燃費の測定データを書き換えたと発言したとして、外部専門家を交え事実関係の調査を進めると発表した。指摘があったのは社内で自主的に行っている抜き取り検査で、車両の開発や、国に届け出る時に必要な測定データの改ざんは、今のところ確認されていないとしている。

 スバルによると、無資格の従業員が新車の完成検査をしていた問題を受けて、弁護士が検査員に聞き取りをしていた際に判明した。一部の検査員が車両を抜き取って行う社内検査で、燃費の計測値を変えたと発言したという。検査は燃費性能の保証のためにスバルが独自に行っており、結果は社外に公表していない。

 弁護士はスバルに検査員の発言を報告。スバルはその時点では事実かどうか確認できなかったため、公表を控えたという。

 燃費データを巡っては二〇一六年、三菱自動車やスズキが、国に提出するデータの改ざんや法令と異なる測定方法を行うなど不正が相次いだ。

<SUBARU(スバル)> 旧中島飛行機の流れをくむ大手自動車メーカーで、4月に富士重工業から社名変更した。低重心で走行安定性が特長の水平対向エンジンに定評がある。2021年には国内で電気自動車も発売する方針。乗用車のほか、米ボーイングの旅客機の部品や自衛隊の練習機も生産する。日産自動車の無資格検査問題を受けた社内調査で、自社でも無資格検査をしていたことが10月に発覚し、約39万5000台のリコールを国土交通省に届け出た。

 

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