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【経済】

「サイバー対策専門家」 経産・内閣府参与辞任

 経済産業省と内閣府で専門的な分野について助言をする参与に就任していた斎藤ウィリアム浩幸氏が、いずれも辞任したことが二十一日、分かった。斎藤氏はサイバーセキュリティーに詳しいとされたが、関係者から「専門家の間では全く知られていない」として起用を疑問視する指摘が出ていた。斎藤氏は共同通信の取材に対し、辞任は「業務に一区切り」がついたためと回答した。

 辞任は経産省が十五日付で「自己都合」だった。内閣府は十三日付で、斎藤氏から辞職願が提出されたという。

 斎藤氏は米国生まれの日系二世とされる。過去に公表していた経歴によると、カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部を卒業し、米国でIT関連の会社を起業しマイクロソフトに売却したという。国内の情報セキュリティー業界関係者からは、実績を聞いたことがないとの声があった。

 経産省では二〇一六年十月に世耕弘成経産相が記者会見で参与就任を発表し「サイバーセキュリティーで幅広い助言をいただく予定」と発言していた。内閣府参与には一三年十二月に就任していた。斎藤氏は日本航空の執行役員なども務めている。

 

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