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【経済】

東証、一時600円上げに迫る 大発会、2万3000円台

東京証券取引所の大発会で晴れ着姿で株価ボードの前に立つ女性たち=4日午前、東京都中央区で(安江実撮影)

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 年明け最初の取引となる大発会を迎えた四日の東京株式市場は米国、中国など世界経済拡大への期待が強まり、日経平均株価(225種)は大幅反発した。前年末終値からの上げ幅は一時六〇〇円に迫り、大発会の取引時間中としては一九九二年以来、二十六年ぶりに二万三〇〇〇円台を回復した。北朝鮮が韓国との南北関係改善に意欲的な姿勢を示したことで、北朝鮮情勢への不安感が後退した。

 午後零時四十五分現在は前年末終値比五七三円四二銭高の二万三三三八円三六銭。東証株価指数(TOPIX)は三六・二三ポイント高の一八五三・七九。

 年明けの平均株価は二年連続で値上がりのスタートとなった。米中の景況感が堅調で年始に両国の株価が上昇したことや、トランプ米政権による法人税率引き下げを柱とする大型減税への期待が相場を押し上げた。大発会以外を含めると、取引時間中の二万三〇〇〇円台は約二カ月ぶり。上げ幅は二〇一六年十一月の米大統領選でトランプ氏が勝利を収め、株価が急落した「トランプ・ショック」の翌日に一〇〇〇円を超える上げ相場となって以来の大きさ。

 外国為替市場の円相場は一ドル=一一二円台後半の落ち着いた値動きとなり、国内企業の業績安定が意識された。原油相場の上昇傾向を受け、鉱業、石油、商社といった銘柄も買われた。

 この水準で取引を終えれば終値でも二十六年ぶりの高値となる。東京証券取引所を傘下に置く日本取引所グループ(JPX)の清田瞭(きよたあきら)最高経営責任者(CEO)は四日朝の大発会の式典で「日本の市場の見通しは明るいと確信している」と話し、新年の堅調な相場展開に期待を込めた。

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