東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

東証終値26年ぶり高値 2万3506円 大発会2年連続上げ

大発会の取引で急反発し、終値として約26年ぶりの高値を付けた日経平均株価を示すボード=4日午後、東京都中央区で

写真

 年明け最初の取引となる大発会を迎えた四日の東京株式市場は、好調な世界経済を背景にした海外株高の流れに乗り、日経平均株価(225種)は大幅に上昇した。終値は前年末比七四一円三九銭高の二万三五〇六円三三銭で、一九九二年一月以来、約二十六年ぶりの高値となった。

 大発会で前年末の終値を上回るのは二年連続。上げ幅は、二〇一六年十一月の米大統領選でトランプ氏が勝利し、株価が急落した「トランプ・ショック」の翌日以来の大きさとなった。

 米国や中国などの株価が年始に、経済統計が好調だったことを受けて上昇。東京市場でも休暇から取引に戻った海外勢が、世界経済拡大への期待を強めて積極的に買い進めた。また、北朝鮮が韓国との南北関係改善に意欲的な姿勢を示し、北朝鮮情勢への警戒感が一時的に後退したことも買い材料となった。

 四日の東証株価指数(TOPIX)は前年末比四六・二六ポイント高の一八六三・八二だった。ほぼ全面高で、特に原油相場の上昇傾向を受けた石油と商社、これまで出遅れていた半導体関連の電機、機械などの上昇が目立った。

 株式相場の格言では「戌(いぬ)笑い」と言われ、戌年は相場が活気づくとされる。格言通りの幸先いいスタートとなり、市場関係者からは年内に日経平均が二万五〇〇〇円、二万六〇〇〇円を付けるとの見方が相次ぐ。

 SMBC日興証券の太田千尋氏は「大発会で上げた年は、統計的に見ても期待できる」と話す。一方で、中国は昨年共産党大会を終え、景気刺激策が抑えられることから景気失速の懸念が広がる。また、米国でも中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げで景気の伸び悩みが予想され、日本株の足を引っ張る要因になりかねないと指摘した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報