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【経済】

トヨタ・マツダ、米アラバマに新工場 4000人雇用 年30万台生産へ

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 トヨタ自動車とマツダは米国で計画している新しい車両組立工場を、南部アラバマ州の都市ハンツビルに建設すると決めた。十六億ドル(約千八百億円)を両社折半で投資し、二〇二一年の稼働を目指す。現地時間の十日午後(日本時間十一日午前)に同州でトヨタの豊田章男社長とマツダの小飼雅道社長が会見し発表する。

 ハンツビルにはトヨタのエンジン工場が既にある。新工場では約四千人を新たに雇用し、トヨタは小型セダン「カローラ」、マツダが新型のスポーツタイプ多目的車(SUV)を生産する。年三十万台の生産を見込む。

 両社は昨年八月に資本提携し、主力市場の米国で新工場を建設すると発表。二十三州が誘致合戦を繰り広げ、ノースカロライナやサウスカロライナ、テキサスの各州も有力候補だった。

 最終的に、既にトヨタのエンジン工場があり、周辺にトヨタ系の部品メーカーが進出しているアラバマ州が生産や輸送の効率や人材の集めやすさなどで総合的に適していると判断した。

 車両組立工場はトヨタにとって米国で五カ所目で、マツダにとっては初となる。工場運営は、両社が出資する新会社が担う。

 トヨタの内山田竹志会長は十日、名古屋市内で記者団に「長い目でみて投資した新会社がその地域で競争力のある会社になるかどうかが重要だ」と話した。

 トヨタの工場建設を巡っては、トランプ米大統領が就任直前の昨年一月、進行中のメキシコ新工場建設を「とんでもない」と批判し、米国での工場建設を要求した。トヨタとマツダが米国に新工場を造ると表明すると、「素晴らしい投資だ」と称賛した。

 

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