東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

「成功創出」「最先端工場へ」 トヨタ・マツダ両社長 米工場建設会見で抱負

10日、米アラバマ州で、新工場発表の記念式典で写真撮影に臨むトヨタの豊田章男社長(右から2人目)、アイビー州知事(左から2人目)、マツダの小飼社長(左端)=東條仁史撮影

写真

 【モントゴメリー(米アラバマ州)=東條仁史】トヨタ自動車の豊田章男社長と、マツダの小飼雅道社長は十日、米南部アラバマ州の州都モントゴメリーで記者会見し、米国での新工場を同州に建設すると正式に発表した。二〇二一年の稼働を目指しており、地元経済の発展に貢献しつつ、高品質の車を提供する考えを強調した。

 会見に先立って行われた記念式典で、豊田氏は「新工場を大切にして、将来世代への種をまく。米国のもう一つの成功を創出する自信がある」とアピールした。小飼氏は「トヨタとマツダは、両社の融合した技術を最大限に活用し、最先端の工場にする」と決意を示した。

 これに対し、工場誘致を進めてきたケイ・アイビー州知事は「トヨタとマツダの新工場に選ばれたことを光栄に思う。アラバマはこれからも自動車産業のリーダーであり続ける」と語った。トヨタはすでに同州でエンジン工場を持っており、会見で豊田氏は「アラバマに人材が多いことは、十一年間のアラバマ工場の経験で実証済み」と述べ、優秀な人材確保への期待を示した。

 トヨタに新工場建設を要求してきたトランプ米大統領は発表を受け、「素晴らしいニュースだ。さらなる経済成長を助ける」とツイッターに投稿した。トランプ氏の就任一周年を前に、貢献をアピールしたとの見方もあるが、豊田氏は会見後、本紙などに「貢献はアピールするものではなく、米国の人たちにどう思ってもらうかだ」と述べた。

 新工場はハンツビル市に建設し、両社の投資額は約十六億ドル(約千八百億円)。生産規模は年間三十万台で、トヨタは「カローラ」、マツダは新型のスポーツタイプ多目的車(SUV)を生産する。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報