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【経済】

プラスチック包装、全廃へ 英社スーパー 2023年までに

 【ロンドン=阿部伸哉】英国で九百を超えるスーパー店舗網を持つアイスランド・フーズ社は十六日、自社ブランド商品でプラスチック包装を二〇二三年末までに全廃する方針を発表した。紙などを使った容器や袋に切り替える。同社によると、小売り大手では世界初の試み。プラスチックごみによる海洋汚染が国際的な問題となっており、同社は「他のスーパーも協力してほしい」と呼び掛けている。

 同社によると、英スーパーでは商品の約半分でプラスチック包装を使っている。同社は環境団体などと連携し、約千四百種類の自社ブランド商品向けに新しい再生可能な包装材を開発する。同社の英国での販売シェアは2%程度。

 プラスチックごみは、中国や東南アジア、米国などを中心に毎年一千万トンほどが海に流れ込んでいる。分解されて有害物質が魚に蓄積され、人の健康にも脅威となっている。昨年のイタリア・シチリアでの主要七カ国(G7)首脳会議でも「地球規模の対応」を求めている。

 英国は毎年、約五十万トンのプラスチックごみを中国に輸出してきたが、今年から中国が受け入れを拒否。慌てたメイ政権は、今後二十五年でごみを極力なくす方針を打ち出した。

 

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