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【経済】

ボンカレー50周年で新商品 看板女優も復活

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 大塚食品(大阪市)は二十二日、世界初の市販用レトルト食品として発売し、二月に五十周年を迎える「ボンカレー」が近くシリーズ累計三十億食に達する見通しになったと明らかにした。戸部貞信社長は東京都内で開いた記者会見で「百年(続く)ブランドにするため世界に広げたい」と述べ、海外展開を強化する意向を示した。

 記念商品「ボンカレー50」を三月五日に発売する。炒めた小麦粉の香ばしさが特徴の元祖の味わいを残した。価格は二百四十八円。パッケージには発売当初に起用した女優松山容子さんが再登場する。カップ麺「スーパーカップ」が発売三十周年を迎えるエースコック(大阪府吹田市)とのコラボ商品も発表した。

 大塚食品は一九六四年に米航空宇宙局(NASA)の宇宙食や米軍の携行食をヒントに開発を始め、六八年二月に阪神地区限定で販売した。フランス語でおいしいという意味の「ボン」を商品名に用いた。翌年に全国で発売したものの、当初は価格が高く、レトルト食品への理解が進んでいなかったことから伸び悩んだ。松山さんが描かれた看板を全国の小売店に取り付けるなど営業を強化し、七三年には年間一億食を売る商品となった。

 七八年には、香辛料や果物を加えた「ボンカレーゴールド」を発売した。当時、プロ野球巨人の主力選手だった王貞治氏をCMに採用し、パッケージに野球のボールを模した丸印が初めて描かれた。その後も時代に合わせ、刷新を続けてきた。

 

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