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【経済】

2年連続貿易黒字 17年2.9兆円

 財務省が二十四日発表した二〇一七年の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は二兆九千九百十億円の黒字だった。暦年ベースでの黒字は二年連続。世界的な景気回復を背景に、中国への輸出が過去最高となるなど輸出入とも大幅に増加した。ただ原油価格の上昇などで輸入の伸びが上回り、黒字幅は前年に比べ25・1%減少した。

 国・地域別の収支は、対米国の輸出額と黒字額が最大。貿易黒字は3・1%増と七兆三百五十六億円に二年ぶりに増え、トランプ政権が貿易不均衡との見方を強める懸念がある。

 アジア、中国への輸出額は統計のある一九七九年以降で過去最高。対中国はパソコンや携帯電話の輸入が増えて三兆五千五百三十二億円の赤字だったが、赤字幅は縮小した。

 欧州連合(EU)からの輸入額も過去最高となった。自動車を英国に輸出する一方、ドイツからの輸入が増えて収支は九百六十八億円の赤字だった。

 全体の輸出は11・8%増の七十八兆二千八百九十七億円で、韓国向けの半導体などの製造装置や米国向けの自動車が好調だった。輸入は14・0%増の七十五兆二千九百八十六億円。サウジアラビアからの原油や、オーストラリアからの石炭などが増加した。

 

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