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【経済】

市場、一時6兆円縮小 コインチェック返金へ

 コインチェックが顧客から預かった仮想通貨「NEM(ネム)」の巨額流出が発覚し、仮想通貨の市場規模を示す全体の時価総額は二十六日夜に一時、約10%急落した。ネムも約二割下落した。一瞬にして六兆円超が失われ、投資マネーの流入を原動力に、昨年から拡大傾向にあった市場は冷や水を浴びた。二十七日は買い戻しも見られたが、発覚直前の水準まで戻っていない。

 仮想通貨の情報サイト「コインマーケットキャップ」によると、発覚前の二十六日正午ごろの仮想通貨全体の時価総額は五千六百六十一億ドル(約六十一兆円)程度だった。だが、コインチェックによる一部取引の停止の公表が相次ぐと市場から資金が流出し、同日午後七時ごろには約10%減の約五十五兆円まで目減りした。

 その後は、ビットコインなど一部の仮想通貨で買い戻しの動きもあり、二十七日午後五時現在は五十九兆円程度まで回復している。

     ◇

 仮想通貨取引所の運営大手コインチェックは二十八日、流出した仮想通貨「NEM(ネム)」の保有者約二十六万人に対し、日本円で返金することを明らかにした。時期や手続きは検討中という。

 

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