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【経済】

NY株再び急落1032ドル安 過去2番目の下げ幅

 【ニューヨーク=東條仁史】八日のニューヨーク株式市場は、引き続き長期金利上昇への警戒感が強く売りが膨らみ、ダウ工業株三十種平均は、一〇〇〇ドル超の急落となった。終値は前日比一〇三二・八九ドル安の二万三八六〇・四六ドル。五日の一一七五・二一ドル安に次ぐ、過去二番目の下げ幅を記録した。

 米議会上院が、国防予算の拡大に向け今後二年間の歳出上限を合計三千億ドル(約三十三兆円)引き上げる動きになっていることを受け、債券が売られて長期金利は上昇。企業業績に打撃となることが懸念され航空機大手ボーイングなど主力株が軒並み売られた。英イングランド銀行が早期の追加利上げを示唆したことも金利上昇観測を増幅した。

 ダウは今月二日から大幅下落を繰り返し、直近の最高値である一月二十六日の終値(二万六六一六・七一ドル)から約10%下落した計算。賃金上昇を示す経済指標などからインフレ懸念が強まっているのに加え、ここへきてトランプ政権が進めようとする財政拡大策も、金利上昇を通じて株の下落要因となっている。市場関係者は「米経済が堅調であることに変わりなく、下げる一方ではない。しかし過熱感があった市場は調整局面に入っており、投資家は弱気になっており不安定な状態が続く」と予測している。

東証、全面安一時700円超

 九日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落し、下げ幅が一時七〇〇円を超えた。ニューヨーク株式市場の大幅下落を受け、東京市場も全面安の展開となった。

 日経平均の午前終値は前日終値比七〇五円一〇銭安の二万一一八五円七六銭。東証株価指数(TOPIX)は五〇・一七ポイント安の一七一五・五二。東京外国為替市場で円高ドル安が進んだことも売り材料となり、日経平均の下げ幅は一時七七一円に達したが割安感がある銘柄の買い戻しも入った。

 

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