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【経済】

前年実績にらみ労使攻防本格化 自動車 ベア3000円要求

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 二〇一八年春闘は十四日、相場形成に影響力を持つ自動車大手労組が要求書を経営側に提出し、交渉が本格的にスタートした。電機大手労組も十五日までに提出する。技術開発や販売を巡る競争が激しくなっており、賃金水準全体を底上げするベースアップ(ベア)は一七年に妥結した実績の千〜千五百円程度を維持できるかが焦点となる。

 自動車総連の高倉明会長は東京都内で開いた記者会見で「自動車業界は百年に一度の変革期にある。簡単な交渉にはならない」と厳しい表情で語った。

 電機大手では東芝とNECの労組が十四日、三千円のベアを経営側に要求した。

 自動車と電機各社の労組は一七年春闘で今年と同じベア三千円を要求。トヨタ自動車は前年より二百円低い千三百円、日産自動車は半減の千五百円と回答した。パナソニックと日立製作所は五百円減の千円だった。

◆東電、年収3%増要求 「士気向上に必要」

 東京電力労働組合は14日、中央委員会を開き、今春闘で一般社員の年収を平均3%増やすよう求める方針を取りまとめた。福島第一原発事故に伴う廃炉や賠償に巨額費用がかかるが、社員の士気向上には賃上げも必要だと経営側に説明する。

 昨年の春闘では2%の年収増の賃金改定を要求したが、見送られた。ただ、東電全体で進める業務効率化の経費節減分を社員に還元できると見込み、昨年を上回る賃金改定を求めていく。

 

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