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【経済】

「日本の車市場 閉鎖的」 トランプ氏、議会に障壁撤廃決意

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 【ワシントン=共同】トランプ米大統領は二十一日、初の大統領経済報告を議会に提出した。「米国は日本の自動車市場が全体として閉鎖的であることに強い懸念を表明してきた」と批判し米国からの輸出を妨げる相手国の貿易障壁を取り除く決意を改めて示した。日本の自動車市場の是正を議会に約束した形。日米の包括的な貿易協議の枠組みである経済対話を通じ、トランプ政権が引き続き自動車市場の開放を要求する公算が極めて大きくなった。

 経済報告は一般教書、予算教書と並ぶ「三大教書」の一つとされ、政権が経済政策を立案する際のたたき台となる。「中国は自由貿易を追求する米国の政策に挑み、市場をゆがめている」と指摘し、中国の不公正貿易も非難した。

 日本が輸入車に課す関税はゼロだが、報告は「さまざまな非関税障壁が米国の自動車メーカーによる日本市場への参入を妨げており、米国製の自動車と部品の販売は低迷したままだ」と説明した。

 非関税障壁の具体例として、日本独自の安全基準やメーカーごとに異なる販売網などを列挙。「こうした障壁が長年にわたって米国の製造業を日本市場から締め出し、不利な状況に追いやってきた」と指摘した。

 トランプ氏は大統領就任直後の昨年一月、日本の自動車市場を「不公正だ」と批判した。米通商代表部(USTR)も日本市場の閉鎖性を訴える報告書をまとめている。

 

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