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【経済】

「無人タクシー」実用化へ 日産・DeNAが横浜で来月実験

実験で使う自動運転車両。左は日産自動車の西川広人社長、右はDeNAの守安功社長=23日、横浜市で

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 日産自動車とIT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)は二十三日、二〇二〇年代前半に、自動運転車両を使った新しい交通サービスの本格展開を目指すと発表した。運転手がいない「無人タクシー」のイメージで、公共交通機関が乏しい過疎地での移動などに活用する。実用化への課題を探るため三月五日から横浜市で実験を始める。

 地方では、車の運転ができず買い物や病院に自由に行けない高齢者が増えている。両社は自治体と協力し、地方での新サービス展開を目指すほか、都市部でも渋滞の解消や交通事故の減少につなげることができるとして普及させる方針だ。

 日産の西川広人社長は横浜市で記者会見し「皆さんに魅力のある車を届けるという本業だけでなく、より多くの場面で新しい移動手段を提供していきたい」と話した。DeNAの守安功社長は「交通が抱える課題を、インターネットや人工知能(AI)の力で解決したい」と話した。

 無人タクシーが普及すると、既存のタクシー業界と競合する可能性もあるが、DeNAの担当者は「地域の交通事情を理解している交通事業者と連携し、互いの強みを生かしていきたい」と共存を探る考えを示した。

 横浜市での実験には約三百人の一般人が参加し、二週間実施。みなとみらい地区の公道約四・五キロを使い、スマートフォンに取り込んだアプリで車両を呼び出し行きたい場所まで乗れる。実験では安全のため運転席にドライバーが座る。

 

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