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【経済】

「引っ越し難民」春に続出か 依頼集中、運転手が不足

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 今春は希望時期に転居したくてもできない「引っ越し難民」が生まれる恐れが出ている。トラック運転手の人手不足が深刻化しているのが原因だ。業界団体の全日本トラック協会(東京)は、転居時期をずらす「分散引っ越し」への協力を呼び掛けている。

 全日本トラック協会がまとめた混雑予想では、「特に混雑」するのは三月二十四日〜四月八日。官公庁や企業が四月一日付で人事異動を実施するため、引っ越しの依頼が集中しやすいという。「混雑」は三月十七〜二十三日、四月十四日と十五日、二十一日。「やや混雑」は三月一〜十六日、四月九〜十三日、十六〜二十日と予想した。

 同協会は、今年は「希望日に合う引っ越し業者が見つからない可能性がある」と指摘。できるだけ集中期を避けて、引っ越しをしてほしいと説明している。

 例年以上に混雑が予想されるのは、引っ越し各社の人手不足のためだ。ヤマト運輸や佐川急便などの宅配大手が昨年、相次いで労働条件の改善に着手。好待遇を求めて、引っ越し会社から宅配会社へと運転手が転じたという。

 すでに引っ越し会社も対策に乗り出した。サカイ引越センターは法人顧客に対して、転居時期の分散を要請。日本通運は三月下旬から四月上旬の間、単身者向けの料金プランを値上げする。

 

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