東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

就活 働き方も気になる 会社説明会解禁、短期決戦火ぶた

合同会社説明会に集まった大勢の学生ら=1日午前、千葉市の幕張メッセで

写真

 来年春に卒業予定の大学三年生らに向けた主要企業による会社説明会が一日解禁となり、就職活動が本格的に始まった。経団連の指針は面接などの選考活動解禁を六月一日と規定し、学生の企業研究などの準備期間が三カ月の短期決戦となる。正式な内定の解禁は十月一日で、三年続けて同じスケジュールとなった。

 人手不足が続き、企業の採用意欲は高い。今年も学生優位の売り手市場となる。働き方改革が議論される中、残業時間の長さや転勤の有無などを企業選びの基準にする学生も増える傾向にある。ただ、人気が集中する業種や企業を目指す学生にとっては競争が厳しくなりそうだ。

 就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)は、六百社以上が集まる国内最大級の説明会を千葉市の幕張メッセで開催。また、就職情報大手「マイナビ」(同)はインターネット上で都内の説明会をライブ配信。

 マイナビの説明会に参加した慶応大大学院一年の女子学生(23)は「ついに始まった。先輩からは『あっという間だよ』と言われたので、気を引き締めて頑張りたい」と意気込みを語った。

 大阪市のATCホールで開かれた説明会に参加した大阪商業大三年の土井啓督さん(21)は「売り手市場といわれるが実感はなく不安なので、早めに活動を進めたい」と話した。

 今年の傾向について、マイナビの吉本隆男編集長は「人手不足、採用難は基調として変わらない。企業は他社に先駆けて優秀な人材を採るために、六月に入ってすぐ面接するなど、日程の前倒しが進んでいる」と分析している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報