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【経済】

スバル不正「けじめ」 取締役3人退任へ 新社長に中村氏発表

記者会見するスバルの新社長に決まった中村知美氏(右)と、会長に就く吉永泰之社長=2日午後、東京都千代田区で

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 SUBARU(スバル)は二日、吉永泰之社長(63)が代表権のある会長に就き、中村知美専務執行役員(58)が社長に昇格する人事を発表した。無資格検査問題の「けじめをつける」(吉永氏)ため、近藤潤会長(67)ら取締役三人が退任する。社長に就く中村氏は最高執行責任者(COO)を兼ねる。六月の株主総会後に就任する。

 東京都内で記者会見した吉永氏は「不正への対応から逃げない。さらに信頼されるブランドを築き上げるべく全力を注ぎたい。そこをやることが責任の取り方だと思っている」と述べ、代表権のある会長にとどまった上で、最高経営責任者(CEO)も続ける考えを示した。

 中村氏はこれまで国内外の営業を担当。現在は主力市場の米国で現地法人会長を務める。会見に同席し「着実な成長を目指していきたい」と述べた。

 会見で吉永氏は一部の新車を出荷する前の最終検査で、燃費や排ガスデータの改ざんがあったことも明らかにした。吉永氏は「品質の影響が生じない範囲の書き換えだった」と説明。その上で「基準値内の書き換えであっても問題で大反省しなければならない」と述べ、不正の詳細は後日報告する方針を示した。

<中村知美(なかむら・ともみ)> 慶大卒。82年富士重工業(現スバル)。経営企画部長などを経て16年4月から専務執行役員。東京都出身。

 

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