東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

米FRB 0.25%利上げ 3カ月ぶり 引き上げ加速も

写真

 【ワシントン=石川智規】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は二十一日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を昨年十二月以来三カ月ぶりに0・25%引き上げ、「年1・5〜1・75%」とすることを全会一致で決めた。市場が注目した今後の利上げ予想は「年三回」を維持した一方、来年は「二回」から「三回」に引き上げられた。

 大幅減税や大型インフラ投資による景気拡大が予測される中、景気の過熱を抑えるため、利上げペースは今後加速することが見込まれる。

 会合後の声明では、「経済の見通しはここ数カ月で強まっている」と指摘。「就業者の増加幅は力強く、失業率も低い水準を維持している」とし、米経済と雇用の現状に自信を示した。

 FOMC参加者十五人の経済・金利見通しは、金利引き上げペースを「年内三回」とする予測が維持されたが、来年は「二回」から「三回」に増えた。今年の成長率予想は、従来の2・5%から2・7%に上方修正。一九年も同様に2・1%から2・4%に引き上げた。

 今回のFOMCは、二月にFRB議長に就任したパウエル氏が初めて会合を取り仕切った。パウエル氏は会合後の記者会見で「経済の見通しは力強さを増している」と指摘した一方、トランプ米大統領が進める保護主義的な貿易政策について「企業活動の先行き懸念材料となり始めている」と警戒感を示した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報