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【経済】

リコー、過去最大1700億円の赤字に 北米事業が不振

 リコーは二十三日、二〇一八年三月期の連結純損益を当初予想のゼロから千七百億円の赤字に下方修正した。赤字額は一二年三月期の四百四十五億円を上回り、過去最大となる。低迷する北米事務機事業の価値を引き下げ、計千八百億円の損失を計上するため業績が悪化する。前期実績は三十四億円の黒字だった。

 営業損益も二百億円の黒字予想から一転、過去最大の千八百億円の赤字となる。営業赤字は六年ぶり。

 東京都内で記者会見した山下良則社長は「(北米で)市場の環境が変化し、成果が得られていない。関係者に心配を掛けていることを深刻に受け止めている」と述べた。構造改革や資産売却は山を越えたとの認識を示したが、ペーパーレス化が想定以上のスピードで進んでおり、追加リストラを迫られる可能性もある。

 リコーは一七年から構造改革を進めており、主に北米で五千人以上の人員を削減した。今後は商用印刷などの成長領域に投資する。

 

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