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【経済】

麻生氏「森友 TPPより重大か」 野党「言語道断」と批判

 森友学園を巡る文書改ざん問題を新聞各紙が連日報道していることに関連し、麻生太郎財務相は二十九日の参院財政金融委員会で「森友の方がTPP(環太平洋連携協定)より重大だと考えているのが、日本の新聞のレベル」と発言した。決裁文書を改ざんした財務省のトップの発言に対し、野党議員からは「言語道断だ」との批判が出ている。

 麻生氏は連日の新聞報道でTPPに関する記事が森友問題に比べて少ないことに言及。「TPP11は日本が主導して締結された」と評価し「茂木大臣が〇泊四日でペルー往復したが、日本の新聞には一行も載っていなかった」と指摘した。その上で麻生氏は「日本の新聞のレベルはこんなもんだなって経済部のやつにボロカスに言った記憶がある」とも話した。

 だが日本などTPP参加十一カ国は八日午後(日本時間九日未明)、ペルーではなく、チリの首都サンティアゴで米国抜きの新協定に署名。TPPの承認手続きはまだ進んでおらず「締結」には至っていない。また本紙など、新聞各紙は茂木敏充経済再生担当相が署名式に参加した内容の記事を掲載していた。

 二十九日にあった森友問題を追及する野党の会合では、山井和則氏(希望の党)が「麻生大臣は国会議員と国民にウソの資料を出した財務省の最高責任者。自分が被害者のようにマスコミに責任転嫁するのは言語道断だ」と批判。「公文書が改ざんされてウソ(が含まれる内容になった)なら、TPPも外交も成り立たない」と述べた。

 

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