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【経済】

麻生氏「新聞読まないが、TPP扱い小さい」

閣議後の記者会見で報道陣の質問に答える麻生財務相=30日午前、国会で

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 麻生太郎財務相が二十九日に「森友(問題)の方がTPP(環太平洋連携協定)より重大と考えているのが、日本の新聞のレベル」と発言したのに関連し、麻生氏は三十日の閣議後記者会見で「新聞は努めて読まないようにしているから詳しくは知らないが、TPP11の扱いは小さい」と再び持論を展開した。

 一方、会見後に開かれた参院財政金融委員会では野党から発言に対する批判が相次ぎ、麻生氏は「森友と(TPP11を)比較したのがけしからんという意見に対しては謝罪する」と発言を修正した。

 東京新聞は、チリの首都サンティアゴで行われたTPP11の署名を、九日夕刊二面トップで掲載した。

◆不祥事許した大臣のレベルは?「自分で判断するもんじゃない」

 麻生太郎財務相の閣議後記者会見での主な発言は次の通り。(質問しているのは東京新聞の記者)

 記者 昨日の大臣の発言で新聞のレベルの話がありましたが、今回の不祥事のレベルを大臣自身がどのようにお考えか。もう一点は、不祥事を許してしまった大臣として、組織のトップとしてのレベルはどうお考えですか。

 麻生氏 この間のTPP(環太平洋連携協定)11を報道しなかった東京新聞のレベルについて言われたんで、今、レベルという言葉で言い返してきてるわけだな。

 記者 いえいえ、一般的な話として。

 麻生氏 いや、あなたの顔見ていると、そういうようなレベルに聞こえるから。財務省にとってのこの不祥事はでかいですよ。公文書の書き換えですから。極めて大きい話だと思ってますね。原因究明と再発防止に少々時間がかかると思いますけど、全力を挙げなきゃいかんと思ってます。

 TPP11に関しては、今の世界が保護貿易に走ろうとしているような流れと全く逆に、自由貿易をきちんとやっていこうというのを日本が主導して、アメリカが抜けた後、ベトナムとかマレーシアとかいろいろやったのを全部引き戻して、日本がTPP11でまとめるのは極めて大きかった。調印の記事が東京新聞に載ったか? 載った? どれくらい? こんなもん?

 記者 いや、大きさは。

 麻生氏 その程度にしか扱ってなかったんだよな、多分ね。あれは極めて大きな事件だった。国際社会から見れば。それにもかかわらず、東京新聞には小さくベタ記事だか、どういう記事だか知らんけど。俺、新聞っていうのは、努めて読まないようにしてるから、そういったのを詳しく知ってるわけじゃありませんけれども、何で載ってないのかなと思って、各社見たよ。だけど、ほかの新聞の扱いもほとんど小さかったっていうのは、えーっと思ったね。その程度の扱いなのかねというのが実感です。

 記者 理財局の不祥事を許してしまった組織のトップとして大臣のレベル、ご自身のレベルというのはどのようにお考えになっていますか。

 麻生氏 そりゃ分かりませんね、そりゃ。レベルは自分で判断するもんじゃないから。

 

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