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【経済】

隠蔽指示の前社長を顧問に 三菱マテ子会社 改ざんで辞任

 三菱マテリアルの子会社で自動車関連部品を製造するダイヤメット(新潟市)が、製品検査データの改ざん問題で引責辞任した安竹睦実前社長を一日付で顧問に就任させたことが三日分かった。安竹氏はトップ在任中に不正の隠蔽(いんぺい)を指示していた。今回の人事は親会社の三菱マテリアルも承認しており自浄能力が乏しいとして批判を招きそうだ。

 安竹氏は二月十五日にダイヤメットの社長職を辞任。隠蔽や不正な製品の出荷を続けた責任を問われ三月三十一日付で取締役も辞めたが、四月一日付で非常勤の顧問に就いた。

 ダイヤメットは安竹氏の処遇に関し「問題の経緯をよく知っており、必要に応じて顧客対応などの助言をしてもらう」と説明した。後任の社長には三菱マテリアルの常務執行役員だった鶴巻二三男氏が就任している。

 ダイヤメットは二日、ホームページに顧問人事の発表文をいったん掲載し、その後に削除した。三菱マテリアルの広報担当者は「開示基準に当たらないのに誤って出した」と話している。

 

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