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【経済】

アマゾン配送料値上げ 物流費の上昇を消費者に転嫁

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 インターネット通販大手のアマゾンジャパンが四日、配送料の値上げに踏み切った。人手不足による物流費の上昇で、他のネット通販では既に配送料の引き上げを実施しているところも多い。最大手のアマゾンが追随し、コストアップを消費者に転嫁する業界の動きが鮮明になった。

 今回のアマゾンの配送料見直しは、自社で直販する商品が対象だ。「ビジネス環境の変化を総合的に踏まえた」と理由を説明。商品を運ぶ宅配大手ヤマト運輸が求めた運賃値上げに応じたことが影響したとみられる。

 アマゾンは有料の「プライム会員(年会費三千九百円)」には引き続き無料配送の特典を維持する。消費者を有料会員に誘導する狙いもありそうだ。

 ネット通販の配送料値上げは、宅配大手が大口顧客との運賃交渉を本格化させた昨年秋以降、相次ぐ。

 LOHACO(ロハコ)は昨年十月、飲料の一部商品などで追加料金を設定。ゾゾタウンは顧客が送料を自由に選べる制度を試験導入したものの、昨年十一月には一律二百円に変更した。ベルメゾンも昨年十一月に注文金額五千円未満で引き上げ、セシールは今年四月から注文金額にかかわらず四百九十円にし、五千円未満では値上げになった。

 宅配大手の運賃交渉は続いており、今後は中堅・中小のネット通販業者の値上げが続く可能性がある。

 

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