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【経済】

麻生氏に再び責任論 かばい続け…トップ2人辞任

 福田淳一次官の辞任によって、森友学園の文書改ざんを受けて辞めた佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官に続き、わずか一カ月あまりで、財務省の官僚トップが相次ぎ職を追われた。二人をかばい続けて事態を悪化させた麻生太郎財務相の責任が問われるのは確実だ。(桐山純平)

 「本人の実績などを踏まえてみれば、あの一点(週刊新潮のセクハラ報道)をもって能力に欠けるという判断をしているわけではない」。報道直後、麻生氏は福田氏についてこう述べてかばった。

 インターネット上で公開された福田氏とおもわれる音声データについて、麻生氏は「俺聞いて福田かなという感じはした」と述べていた。だが、被害女性に名乗らせる調査手法を認め、「本人が申し出てこなければどうしようもない」と話すなど、自らもセクハラ問題への感度の鈍さをみせていた。

 一方、先月九日には森友学園の決裁文書の改ざんが浮上し、佐川氏が辞任。その際も、麻生氏は「(佐川氏は)極めて有能」として最後までかばい続けた。だが、財務省が改ざんを認めると、麻生氏は一転し、改ざんを行った理財局の「最終責任者は佐川」と責任を押しつけるような発言もしている。

 佐川氏の辞任の時と同じように、麻生氏は福田氏の辞任を発表した。佐川氏の時は一時間近くの会見だったが、今回は一分弱で説明をやめ、記者の質問も一切受け付けなかった。

 

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