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【経済】

FB、閲覧履歴 消去可能に 利用者に情報管理権限アピール

フェイスブックの開発者会議で基調講演するザッカーバーグCEO=1日、米サンノゼで(共同)

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 【サンノゼ=共同】米交流サイト大手のフェイスブック(FB)は一日、個人情報の不正利用問題を受け、FBを介したウェブサイトの閲覧履歴などを利用者が消去できる新たな機能を数カ月後に導入すると発表した。日本も対象。同社が大量の個人データを収集していることへの反発が高まっているのを受け、利用者が持つ情報管理の権限を強化し、社会的な批判をかわす狙いがある。

 ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が、西部カリフォルニア州サンノゼで開かれた開発者会議の基調講演で明らかにした。

 FBは売上高の大部分を広告収入が占める。利用者一人一人の性別や年齢、居住地域、趣味といった登録情報や、FBから別のサイトに移動した閲覧履歴などを分析。顧客の興味や関心を引きやすいオンライン広告を掲載している。

 ただ、同社の広報担当者は新機能について「広告の表示精度に与える影響は分からない」としている。

 新機能は「クリアヒストリー」といい、FBで蓄積されている閲覧履歴や、スマートフォンのアプリの使用履歴を消去できるほか、FBがこうしたデータを集めることも止められる。

 ザッカーバーグ氏は、この日の講演の大部分を使って、二〇一六年米大統領選を巡る偽ニュースや、個人情報の不正利用の再発防止策を説明。「コミュニティーづくりは難しい」としながらも、その構築の後押しを続けたいと述べた。

 

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