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【経済】

米自動運転車死亡事故、制御ソフトの設定が原因 米サイト報道

 【ワシントン=白石亘】米配車大手のウーバー・テクノロジーズの自動運転車が起こした死亡事故で、米ITニュースサイト「ザ・インフォメーション」は七日、事故原因について、車のセンサーが検知した物体にどう反応するかを決めるソフトウエアの設定にあったと報じた。

 事故は三月十八日午後十時半ごろ、米西部アリゾナ州テンピで発生。ウーバーの自動運転車が走行試験中に、自転車を押して道路を横断しようとした女性(49)をはねて、死亡させた。自動運転車による初めての死亡事故とみられている。

 同サイトによると、自動運転車のセンサーは道路を横断する女性を検知したものの、ソフトウエアはすぐに反応する必要はないと判断した。この判断は、ソフトの設定の結果という。

 例えば、道路上に落ちている買い物袋など、車の運転に支障のない物体は、センサーが認識しても、設定上で「誤検知」とすれば、無視することができる。今回のケースでは、誤検知の範囲を広く設定していたとみられ、自動運転車は十分に早く反応することができなかったと考えられるという。ウーバー側は米当局の調査などを理由に「コメントできない」としている。米国では、トヨタ自動車が米国の公道を使った自動運転の実験を一時中止するなどの影響が出た。

 

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