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【経済】

武田、欧州大手7兆円買収 医薬世界9位に

 武田薬品工業は八日、欧州医薬品大手シャイアーを四百六十億ポンド(約七兆円)で買収することに合意したと発表した。国内勢で過去最高額の海外企業の買収となる。医療用医薬品の売上高は両社の単純合算で計二兆八千百三十五億円となり、業界で世界九位に浮上。トップ10に入る製薬会社が日本で初めて誕生する。武田は新薬開発を強化して収益を拡大し、生き残りを目指す。

 国内企業の海外買収では、ソフトバンクグループによる二〇一六年の英半導体開発大手アーム・ホールディングス(約三兆三千億円)が最大だった。武田のクリストフ・ウェバー社長は八日の声明で「強い武田への変革が加速する」と強調。シャイアーのスーザン・キルスビー会長は「強力なバイオ医薬品企業ができる」と歓迎した。

 武田は新たに発行する二七・二六ポンド相当の武田株と、二一・七五ポンドの現金を組み合わせて来年六月までにシャイアーの全株式取得完了を目指す。買収手続きの日程の詳細は今後開示する。

 

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