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【経済】

経常黒字21兆7362億円 17年度、10年ぶり高水準

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 財務省が十日発表した二〇一七年度の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は二十一兆七千三百六十二億円の黒字だった。前年度比3・4%増で〇七年度以来、十年ぶりの高水準となる。比較可能な一九八五年度以降で黒字額は三番目に大きかった。

 企業買収など日本企業の海外展開加速を背景に、海外子会社から得る配当金が増加したことが主因。訪日外国人が日本で使うお金が増えたことも寄与した。

 経常収支のうち、海外投資の収益を表す第一次所得収支の黒字は6・3%増の十九兆九千百五億円に達した。訪日客の消費から日本人が海外で使ったお金を引いた旅行収支は47・5%増の一兆九千三百二十五億円の黒字で、比較可能な九六年度以降で最大だった。旅行収支を含むサービス収支全体は六千二十九億円の赤字で、赤字幅は過去最小となった。一方、輸出から輸入を差し引いた貿易収支の黒字は20・8%減の四兆五千八百十八億円だった。

 

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