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【経済】

スマートキー車、CO中毒死多発 車庫でエンジン切り忘れ 米紙報道

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 【ワシントン=白石亘】米紙ニューヨーク・タイムズは十四日、ボタンでエンジンを始動するスマートキー=写真=を搭載した車で、エンジンの切り忘れによる一酸化炭素(CO)中毒死が相次でいると報じた。同紙の集計では米国では二〇〇六年以降、二十八人が死亡し、四十五人が負傷したが、死傷者のほぼ半分をトヨタ自動車(レクサスを含む)のユーザーが占めたという。

 同紙によると、ドライバーが自宅の車庫でエンジンを停止するのを忘れたまま車を離れ、エンジンが動き続けた結果、車庫に排ガスのCOが充満。就寝中などに自宅に流れ込み、中毒死につながるなどのケースが多かった。

 スマートキーは電子キーが出す信号で車のドアの鍵を開閉する。米国で販売される新車のほぼ半分に標準装備されている。エンジンは車についたボタンを押し、始動したり停止したりする。

 従来のキーでは、鍵穴にささったキーを回してエンジンを止める。このやり方に慣れている人は、スマートキー車ではボタンを押してエンジンを止めるのを忘れたまま車を離れてしまう場合がある。最近はエンジン音も静かで、高齢ドライバーがエンジンが止まったと勘違いしやすいという。

 トヨタは、キーを持って車を離れた後もエンジンがかかったままだと、警告音を出して、注意喚起している。ただフォード・モーターは、車を離れて三十分以上エンジンがかかったままだとエンジンが自動停止する、より踏み込んだ対策を導入しているという。

 

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