東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

ソニー「自動運転」を柱に 中期経営計画、センサー技術を向上

経営方針説明会に臨むソニーの吉田憲一郎社長=22日、東京都港区で

写真

 ソニーは二十二日、二〇一八〜二〇年度の中期経営計画を発表した。自動車の自動運転に必要な画像センサーを中心に、三年間で約一兆円の設備投資を行う。インターネット事業に出遅れた苦い教訓から、将来有望な自動運転などを事業の柱に育てていく考えだ。吉田憲一郎社長兼最高経営責任者(CEO)は東京都内で開いた記者会見で「インターネットがソニーの経営に深刻な影響を及ぼした。長期視点の大切さを感じている」と述べた。 (妹尾聡太)

 画像から障害物との距離を正確に測る画像センサーは自動運転のカギを握る技術だ。ソニーは自動運転が普及するとみられる三〇年ごろをにらみ、スマートフォンのカメラなどに使われる自社の画像センサーの性能を高め、高度な車載カメラを開発する。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の杉本浩一氏は、「自動ブレーキには車載カメラが重要で、ソニーの本格参入は自動車の安全性を高める」と指摘した。

 ソニーは今回の中期計画で、ゲームや音楽の有料会員に提供するサービスを充実させ、安定的な収入を得る方針も示した。

 ソニーは一八年三月期連結決算で、本業のもうけを示す営業利益が七千三百四十八億円となり、二十年ぶりに最高益を更新したが、

利益水準ではアップルなど世界のIT企業に水を明けられている。ゲームなどに加え、事業の柱を育てられるかが、経営課題になっている。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報