東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

中西経団連スタート 「政府にもの申す」強調

経団連の定時総会で新会長に選任され、前会長の榊原定征氏(右)と握手する中西宏明氏=31日、東京都千代田区で

写真

 経団連は三十一日、定時総会を開き、第十四代会長に日立製作所の中西宏明会長(72)を選任し新体制をスタートさせた。慣例で任期は二期四年。中西氏は「インターネット、人工知能(AI)などを駆使した成長戦略の強化、財政健全化に向けた構造改革、そして民間経済外交の多面的展開の三点を柱とし、日本とグローバル経済の発展に貢献したい」と決意を述べた。 (中沢幸彦)

 中西氏は「時として政府・与党に忌憚(きたん)なくものを申す『提案型』の会長として職責を果たしたい」と強調。さらに「国だけで国際関係がつくれる時代ではない」と指摘し「これまでとは次元の異なる民間外交を通じ国際社会での発信力、発言力を高めたい」と話した。

 来賓の安倍晋三首相は「デフレ経済脱却のため、さらに(経済界と政府は)あれもこれもやらなければならない」とあいさつした。

 中西氏は、成長戦略の実現や財政再建を推進するため、安倍首相と緊密に連携してきた榊原定征(さだゆき)前会長(75)の路線を基本的に引き継ぐ。

 ただ「中西色」にはこだわらず「何事にも自然体で臨む」としている。

 総会では新任の副会長に、東京海上ホールディングスの隅(すみ)修三会長(70)、JR東日本の冨田哲郎(てつろう)会長(66)、ANAホールディングスの片野坂真哉(かたのざかしんや)社長(62)、JXTGエネルギーの杉森務社長(62)の四氏を選任した。副会長は十八人体制。 

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報