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【経済】

農地活用し太陽光発電 ソーラーシェアリング連盟設立シンポ

太陽光発電や農業にかかわる多くの関係者が集まったソーラーシェアリング推進連盟の設立記念シンポジウム=31日、東京都品川区で

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 農地を太陽光発電に生かす取り組み「ソーラーシェアリング」の普及を目指す「ソーラーシェアリング推進連盟」が発足し、これを記念したシンポジウムが三十一日、東京都内で開かれた。推進連盟は原発に頼らない再生可能エネルギーの拡大を目指すとともに、耕作が放棄された農地の再活用など、農業が直面する課題の解決も目標に掲げる。

 推進連盟は四月九日付で発足。本部は城南信用金庫(東京)に置き、ソーラーシェアリングを発案した元農機具メーカー社員長島彬さん、再生エネ事業者でつくる「全国ご当地エネルギー協会」の佐藤彌右衛門(やうえもん)さんらが顧問を務める。会員は太陽光パネルメーカーや金融機関の担当者ら約三百人で、ソーラーシェアリングの普及に向け政府や自治体に政策提言もする。

 三十一日のシンポジウムには約二百五十人が参加。城南信金の渡辺泰志理事長は「ソーラーシェアリングは農家の後継者不足や耕作放棄地といった問題を解決する素晴らしい仕組み。城南信金も原発に頼らない社会を目指し取り組んでいく」と語った。福島県飯舘村の「飯舘電力」や兵庫県宝塚市の「宝塚すみれ発電」などからは、ソーラーシェアリングの実践報告もあった。飯舘電力の近藤恵(けい)専務は「若手農業者の育成につなげ、村の過疎化に歯止めをかけたい」と話した。

 農林水産省によると、ソーラーシェアリングのために一時転用が認められた農地は、二〇一五年度までに計七百七十五カ所に達している。 (伊藤弘喜)

 

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