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【経済】

三菱マテ社長が辞任 改ざん引責 後任に小野氏

 三菱マテリアルは十一日、一連の製品データ改ざん問題を受け、竹内章社長(63)が経営責任を取って辞任し、代表権のない会長に就く人事を発表した。後任には小野直樹副社長執行役員(61)が昇格する。二十二日の定時株主総会後の取締役会で正式に決定する。本体の直島製錬所(香川県直島町)で起きた品質問題に絡み、池沢広治所長(55)を十五日付で更迭することも発表した。新体制でグループの企業統治の立て直しを急ぐが、昨年から芋づる式に明らかになった不正への対応として後手に回った感は否めず、信頼回復の道は険しそうだ。

 竹内氏は「一連の品質問題の経営責任をより明らかにするため経営体制を変更する。私はグループ全体のガバナンス(企業統治)体制強化に関わる指導や監督を行う」とのコメントを出した。三月には役員報酬の返上を発表したが、再発防止の「陣頭指揮を執る」として引責辞任を否定していた。

<小野 直樹氏(おの・なおき)> 京大卒。79年三菱鉱業セメント(現三菱マテリアル)。常務などを経て16年6月から取締役副社長執行役員。愛知県出身。

 

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