東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

米3カ月ぶり利上げ 景気過熱防止、ペース加速

写真

 【ワシントン=白石亘】米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)は十三日、約三カ月ぶりに利上げを決めた。大型減税などの効果で米国経済は力強さを増しており、景気の過熱を防ぐのが狙い。今年の利上げ回数の予想も、従来の三回から四回に増やす。年内にあと二回の利上げを見込み、利上げのペースを加速させる。

 利上げはこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で全会一致で決めた。短期金利の指標フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0・25%引き上げ、年1・75〜2・0%とする。二〇一五年末からの利上げの回数は七回。政策金利の上限が2%に乗るのはリーマン・ショック直後の〇八年秋以来、およそ十年ぶり。

 景気判断も引き上げ、経済の拡大ペースの表現を従来の「緩やか」から「堅調」に変更した。今年の経済成長率は三月の予想の2・7%から2・8%に上方修正。個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率見通しも引き上げ、年内には目標の2%を上回る2・1%に達するとの見方を示した。

 失業率は十八年ぶりの低水準だった五月の3・8%から通年で3・6%と一段と改善する見通しで、FRBのパウエル議長は会見で「経済は非常に良い。ほとんどの求職者が仕事を見つけられる状況だ」と述べた。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報