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【経済】

粉末対象の新手荷物検査 米国便テロ対策で国内初 月内にも

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 日本の主要航空会社が、米国到着便に搭乗する乗客に対し、粉末を対象にした新たな手荷物検査を月内にも始める方針を固めたことが分かった。複数の空港関係者が二十日、明らかにした。米国政府の要請で相次いで強化している搭乗前のテロ対策の一環。搭乗ゲート付近で無作為に乗客を選び、客室に持ち込む荷物を調べ、一定量以上の持ち込みを禁止する方針だ。空港関係者によると、粉末に特化した本格的な搭乗前検査は国内で初めてという。

 外国の航空会社も同様に対応する見通しだ。航空専門家は「一部の粉末は摩擦で発火し、手を加えれば爆発物になり得る」としてテロに使用される危険性を指摘、抑止効果があるとみている。ただ、新たな検査は一定の時間を要するため、乗客の混乱や出発遅延を招く恐れもありそうだ。

 空港などによると、新千歳、羽田、成田、中部、関西、福岡の各空港に米国直行便がある。

 空港関係者によると、粉末検査対象に想定されるのは小麦粉や砂糖、塩などの調味料、香辛料、粉末状のコーヒー、化粧品など。三百五十ミリリットル以上の客室への持ち込みを禁じる見込みだ。粉ミルクや医薬品を含めるかどうかは検討中とみられる。通常の保安検査を通過した後、搭乗ゲート付近などで、荷物を開けてもらい所持品を確認する方針だ。

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 米国到着便を巡っては、日本の主要航空会社が昨年七月、米政府の要求で電子機器の爆発物検査を始めた。成田空港では同十月、ニューヨーク行きの便の乗客が所持していた通常のタブレットが爆発物検査の専用装置に反応し、別の装置で改めて検査する必要に迫られ、出発が約二十五分遅れたケースがあった。

 

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