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【経済】

情報網と「つながる車」 トヨタが新クラウン、カローラスポーツ

(右)クラウン(左)カローラスポーツ

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 トヨタ自動車は二十六日、五年半ぶりに全面改良した高級セダン「クラウン」と、新型の小型車「カローラスポーツ」を発売した。いずれも通信端末を標準装備し、事故時に医療機関に自動で通報する機能を備えるなど安全性や利便性を高めた。トヨタは両車種から「コネクテッドカー(つながる車)」を本格展開する。

 無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じ、乗車前に目的地をカーナビに登録できる機能をトヨタ車で初めて搭載した。運転手が「目的地までガソリンは足りる?」とメッセージを送ると、ガソリンの残量に応じて「途中で給油が必要です」などと案内する。点検時期や、お薦めのホテルや飲食店を案内する機能もある。

 トヨタは今後、国内で発売するほぼ全ての車に通信端末を搭載する。「つながる車」を通じて顧客との距離を縮め、異業種も巻き込んで新しいサービスの提供につなげる。豊田章男社長は東京都内で開いたイベントで、膨大な車両から集めたビッグデータを自動運転技術の開発にも生かすと説明し「(トヨタの)規模を活用して面白い未来をつくりたい」と話した。

 クラウンは一九五五年に発売された初代から十五代目となる。走行性能を高め、若い顧客を開拓する。法人需要の多い「ロイヤル」や走りの良さを追求した「アスリート」の区別をなくし、ブランドイメージを統一する。ハイブリッド車(HV)や排気量二〇〇〇ccのターボ車などを用意した。

 新車種となるカローラスポーツのHVはガソリン一リットル当たり三四・二キロの低燃費を実現した。

 希望小売価格はクラウンが四百六十万六千二百円から。カローラは二百十三万八千四百円から。月間販売台数はクラウンが四千五百台、カローラは二千三百台を目指す。

 

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