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【経済】

出荷量6年連続最低 ビール離れ加速、各社「第3」に活路

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 十一日に発表された一〜六月のビール類の出荷量は、前年同期比3・6%減の一億八千三百三十七万ケース(一ケースは大瓶二十本換算)と、六年連続で過去最低を更新した。ビール離れに加え、安売り規制強化を受けた業務用商品の値上げなどで市場の縮小は加速。各社は好調な第三のビールに活路を見いだそうとするが、先行きは険しい。

 ビールや発泡酒が前年同期比で数字を大きく落とす中で、第三のビールは1・9%増と五年ぶりのプラスとなった。価格の安さに加え、流通大手から受託生産するプライベートブランド(PB)の拡大や高アルコール商品が好調なことが背景にある。

 イオンからの受託生産も貢献し、キリンビールのビール類のシェアが34%と三年ぶりに増加。一方で、業務用の依存度が高いアサヒビールはシェアを落とした。

 ただ、今回の発表ではPBの扱いを巡って一騒動があった。「他社の名前で販売する商品を、出荷量に含めるのはおかしい」との意見が出たためで出荷量の発表前週まで対立が続いた。PBも出荷量に含めることで議論は決着したが、来年発表の年間シェアで議論が再燃する可能性もある。

 

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