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【経済】

米GDP、4.1%増 4年ぶりの高い伸び

 【ワシントン=白石亘】米商務省が二十七日発表した四〜六月期の実質国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は年率換算で前期比4・1%増だった。個人投資や輸出がけん引し、成長ペースは一〜三月期の2・2%増から大きく加速し、四半期の成長率としては約四年ぶりの高さで、政権が目指す3%台に届いた。

 トランプ大統領は同日記者会見し「驚異的な数字だ」と自らの成果を強調。「このままいけば年間の平均成長率は過去十三年間で最も高くなるだろう。貿易問題で外国と取引できればもっと数字は良くなる」と述べ、通商交渉に一段と力を入れる考えを示唆した。

 GDPの七割を占める個人消費は前期比年率で4・0%増と高い伸びを示した。低い失業率を背景に賃金が伸び、大型減税の効果もあって支出が拡大した。輸出は9・3%増と好調だったが、貿易戦争の影響でかさ上げされた面もある。中国が七月から米国製品に追加関税を発動する前に、大豆などの輸出が駆け込みで増えたためだ。

 ただ駆け込み輸出は一時的な要因にすぎず、貿易摩擦は先行きの不確実性を高め、企業が設備投資の判断を先送りしたり、輸入品の値上がりで消費を冷やしたり経済に悪影響を与える。

 

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