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【経済】

猛暑 売れ筋ホット 帽子や浴衣、男性用日傘…

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 大手百貨店四社が一日発表した七月の既存店売上高(速報)では、全国的に続いた「暑すぎる夏」の影響が商品の売れ筋に色濃く表れた。強烈な日光から身を守るための帽子や日傘など「日差し対策グッズ」が好調で、男性用の日傘がよく売れた店舗も。一方、紳士物のジャケットなどは不人気だった。 

 暑さが原因で好調だったのは、日傘、帽子、サングラス、浴衣など。大丸松坂屋では、日傘が前年同月比20%増。高島屋でも日傘が25%増、女性がUV対策に使う手袋は10%増だった。

 西武池袋本店では、男性用の日傘が前年の三倍に伸長。子どもを抱っこする際に使いたいと大きめの日傘を買いに来る男性や、夫のためにと女性が買いに来るケースなど幅広い年代に広がりがみられる。男性用の香水も汗の臭い対策で買っていく人が増えており、同店の広報担当者は「異常気象ゆえに普段売れない物が売れる状況が生まれている」と話す。このほか、ファンデーションも「汗をかくので女性の化粧直しがひんぱんになり、売れ行きが伸びた」(そごう・西武広報)という。

 これに対し、売れ筋に変化が見られたのは紳士物のスーツ。猛暑にたまりかねたサラリーマンが上着を手放す傾向が強まり、ジャケットが売れずに単品のスラックスが伸びた。ワイシャツも、半袖ばかりが売れ続けており「消費者の動きが例年と異なる」(西武池袋本店)との見方だ。

 全体の売り上げは大手四社とも前年同月比でマイナスとなった。関西地方を中心とする上旬の豪雨と月末の台風12号の影響で、来店する客数が減少。台風が首都圏に接近した二十八日には、都内の店舗も売り上げも大幅に落ち込んだ。 (須藤恵里)

 

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