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【経済】

米、報復の中国けん制 国家経済委員長、EUと連携示す

 【ワシントン=白石亘】クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は三日、米ブルームバーグテレビに対し「われわれが中国に望むのは貿易改革だが、実行していない。最後までやり通すトランプ大統領の決意を甘く見ない方がいい」と語り、輸入品への追加関税で対抗措置を打ち出した中国をけん制した。

 トランプ政権は一日、二千億ドル(約二十二兆円)相当の中国製品に25%の追加関税を検討すると表明。これに対し、中国は三日、六百億ドル相当の米国製品に最大25%の追加関税を課すと発表し、米中の報復合戦がエスカレートしている。

 クドロー氏は、米国が欧州連合(EU)と貿易摩擦の沈静化に向けて協議入りしたほか、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉が進展していることを挙げ、「われわれは対中国で結束している。中国はますます孤立するだろう」としてEUなどとの連携を深める考えを示した。

◆中国外相「米に反撃必要」

 【シンガポール=共同】中国の王毅国務委員兼外相は四日、シンガポールで、米中貿易摩擦に関連して、米国に対する「反撃」が必要な状況だと記者団に述べた。

 中国は三日、米国が検討中の中国に対する制裁措置に対抗し、六百億ドル(約六兆七千億円)相当の米製品に報復関税を課すと発表した。

 中国中央テレビによると、王氏は三日のポンペオ米国務長官との会談で、貿易摩擦の解決に向けた話し合いが必要だとの認識で一致していた。

 

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