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【経済】

スズキ、燃費検査5割不適切 マツダ、ヤマハ発も一部

 国土交通省は九日、新車の燃費などの測定に関し、国交省の指示を受けて各自動車メーカーが調査した結果、スズキ、マツダ、ヤマハ発動機の三社で不適切な検査が見つかったと発表した。スズキでは対象の約五割が不適切だった。複数のメーカーで不適切検査が発覚したことで、市場に出回る多くの車の燃費性能が実態とかけ離れている可能性が出てきた。

 国交省によると、各社の検査員は「記憶と感覚に頼っていた」「測定にずれがあったか分からなかった」と説明。スズキは「検査に詳しい管理職が工場に配置されておらず、規律の緩みがあった」としている。再発防止のため三社は今後、エラー表示が出るようにしたり、ダブルチェックしたりすると報告した。

 スズキの鈴木俊宏社長は九日、東京都内で記者会見し「みなさまに多大なご迷惑をお掛けし、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。マツダとヤマハ発動機も同日、会見を開く予定。

 国交省によると、三社では、車の燃費や排ガスを測定する際、速度などを決められたモードに合わせられず測定に失敗したのに、結果を有効だと判断していた。

 不適切だったのは、スズキが二〇一二年六月以降に検査した一万二千八百十九台のうち六千四百一台(49・9%)、マツダが一四年十一月以降の千八百七十五台のうち七十二台(3・8%)、ヤマハ発動機が一六年一月以降の二輪車三百三十五台のうち七台(2・1%)。

 

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