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【経済】

スルガ銀、社長辞任へ 専務も 不適切融資で引責

 シェアハウスを巡る不適切融資問題で、スルガ銀行の米山明広社長(52)と白井稔彦専務(64)が辞任する意向を固めたことが二十九日、分かった。早ければ九月中にも辞任する見通し。既に辞任の意向を固めている創業家出身の岡野光喜会長(73)とともに、代表権を持つ三人の取締役全員が引責辞任に追い込まれる形となった。

 米山氏は執行役員システム部長を経て二〇一六年六月に社長に就任。一八九五年の設立以来、創業家以外から初めて社長に起用された。スルガ銀は今後、社外取締役らでつくる企業文化・ガバナンス改革委員会を中心に後任の人選を急ぐ。

 スルガ銀はシェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資で、審査書類の改ざんといった不適切な融資に傾倒。アパートやマンションの融資にも問題が広がった一方、取締役会は現場の暴走を防げず、多額の損失を招いた。三人以外の経営陣にも辞任の対象が広がる可能性がある。

 外部の弁護士で構成する第三者委員会は週内にも調査報告書をまとめる予定。今春から立ち入り検査を行ってきた金融庁も九月以降に一部業務停止命令を出す方向で検討しており、経営体制の刷新は不可避とみられていた。

 

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