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【経済】

麻生氏、就活指針廃止「一考に値」 経団連会長発言に理解

 麻生太郎財務相は四日、閣議後の記者会見で、中西宏明経団連会長が就職活動の指針を二〇二一年に卒業する学生から廃止する考えを示したことについて「一考に値する」と述べた。菅義偉官房長官も企業側に就活ルールの順守を求めた安倍晋三首相の発言に関し、中西氏の発言とは矛盾しないとの認識を示した。閣僚から指針廃止に一定の理解を示す発言が相次いだことで、廃止に向けた議論が加速しそうだ。

 麻生氏は就職活動のスケジュールが早まるなどして学生の勉学に影響が出るとの懸念に対しては「あんまり関係ないんじゃないかと思う」と指摘。企業の採用時期についても「何で一斉にやるのか前から不思議に思っていた」と述べた。

 菅長官は「二〇年度以降の採用活動について問題提起したものだ。企業や大学が学生のことを考えながら議論すべきだ」と述べた。首相の発言に関しては「一九年度までのルールを守ってほしいとの旨だ」と説明した。首相は三日、「学生の本分である勉強よりも就活の方が早くなるのは、やはりおかしい。ルールをしっかりと守ってもらいたい」と述べていた。

 世耕弘成経済産業相は「通年採用に向け、採用の在り方を経済界としてもう一度議論するという趣旨なら歓迎したい」と話した。加藤勝信厚生労働相は「経済界や学生、大学側などさまざまな視点に立った検討が進むことを期待したいし、注視したい」と述べた。石井啓一国土交通相は「学生、企業の双方にとっていい形になるよう検討していただきたい」と述べた。

 

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