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【経済】

NY株800ドル超安 金利の上昇や米中摩擦懸念

 【ワシントン=白石亘】十日のニューヨーク株式市場はダウ工業株三十種平均の下げ幅が八〇〇ドルを超える急落となった。米長期金利の上昇をきっかけに、企業業績が悪化するとの見方から幅広い銘柄に売りが出て、全面安の展開となった。

 ダウの終値は前日比八三一・八三ドル安の二万五五九八ドル。一日の下げ幅としては二月八日(一〇三二ドル安)以来、過去三番目の大きさとなった。ハイテク銘柄が中心のナスダック総合指数も大きく下げ、同三一五・九七ポイント安の七四二二・〇五で引けた。

 朝方に発表された堅調な経済指標を受け、米長期金利が一時、3・24%に上昇。金利の負担増が企業収益を圧迫するとの懸念から、これまでの上昇相場を引っ張ってきたアップルやアマゾン・ドット・コムなどハイテク株の割高感が意識され、ナスダックの優良銘柄を中心に売りが止まらない展開となった。また米中の貿易戦争も引き続き相場の重しとなり、投資家がリスクを避ける姿勢を強め、景気に敏感とされる機械などの幅広い業種に売りが出た。

◆トランプ氏が「FRBは過ち」 株急落、利上げ批判

 【ワシントン=白石亘】トランプ米大統領は十日、米株式市場の急落について「長く待たれていた調整にすぎない」との見方を示した。一方で、利上げを続ける米連邦準備制度理事会(FRB)について「引き締めすぎだ。狂っている」と批判した。遊説先のペンシルベニア州で記者団に語った。

 この日の株安は米長期金利の上昇がきっかけとなったことから、トランプ氏は「FRBは過ちを犯している。私はFRBがやっていることに反対だ」と述べた。

 FRBは今年に入ってからも、三カ月に一回のペースで政策金利を引き上げている。

 

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